仕事で急にミスが増える・・・不安なまま帰宅し、いざ寝ようとするも寝ようと焦ってしまい、眠れない日が増えてきます。「□□さんに怒られもやもやする」「●●さんに迷惑かけてしまった」など、不安に襲われることで仕事で急にミスが増える・・・寝ようとしても眠れない日が続いていませんか?
当記事では、仕事で急にミスが増えることが不安になったまま帰宅し、いざ寝ようとしても眠れないときの心の状態について解説していきます。
現在、上記のような状態の方はご自身で下記の記事に記載している状態をセルフチェックしてみてください。
当てはまった場合の対処法を7つご紹介します。一緒にみていきましょう。
最後までお読みください。
仕事でミスが増えるのはどういう状態なのか
今までしなかったようなミスが増えるのには、どこかに原因があります。
ミスをするのが悪いと言っているのではありません。人間はミスをするもの、ミスしない人はいないのです。
ただ、自分自身の力不足だけが仕事でミスが増える原因とは限りません。ミスが増える原因をご自身で分析してみる必要があります。たとえばその日は体調不良で頭がぼーっとしてミスをしてしまった、とか、ミスが気になってしまい、また同じことをするかもと不安になってミスを繰り返すこともあります。
仕事でミスが増える5つの特徴
まず、仕事においてミスが増える特徴について見ていきましょう。
転職先の教育にも問題がある場合がある
新しい職場での研修方法にも問題があることで、ミスを招く場合があります。
たとえば、研修の内容がざっくりで終わり、入社翌日から見様見真似で仕事に入ることを求められている場合がそうです。
自分で勝手に判断する
特に中途採用で入社した人に当てはまる特徴ですが、前職から新しい会社へ転職してからあまり日数が経っていなく、仕事を進める際に今までの経験をもとに自分で判断してしまうことがあります。
新しい職場では前職と仕事の進め方や求められていることが異なります。
もちろん、人間関係もガラッと変わりますので、前職ではある程度の経験があったとしても、新しい会社では新人に近いです。
新しい仕事に慣れるには、上司や同僚と仕事の進め方や求められていることをすり合わせ、自身の考え方など伝えながら、仕事を進めていくことを意識してみましょう。
教えてもらったことをメモしない
仕事で教えてもらったことは、いくら頭では理解しても忘れてしまうもの。次に同じ仕事が回ってきたときにメモをしていなかった場合、教えてもらったことを忘れてしまっては、仕事のミスに繋がります。
仕事の内容が複雑な場合は特に、仕事の流れや自分のやるべきこと、仕事をする目的をメモしておかないと大変なことになりがちなので、慣れるまで、いや慣れてきてもメモをする癖をつけましょう。
確認を怠る
仕事の指示がきた際に、たとえばいつまでに仕事を終わらすか、仕事を進める上での手順や注意点を、毎回前もって確認をしていますか?
またある程度仕事が出来上がったあとで、もう一度確認をしていますか?
どんなにセルフチェックをしていても、どこかしらの箇所にミスは出てくるものです。
事前やある程度出来上がった時点での確認をすることは、ミスを無くす上で大切なのです。
寝不足・休養不足・注意力の散漫
新しい会社に転職するのは、なれない環境に飛び込んでいくことでもあるので緊張状態がしばらく続きます。
そのため、疲れ過ぎから寝不足になったり、寝不足のせいからボーっとして注意力が散漫する時期が続くと、確認を怠ったりミスが増えることがあります。
適度な睡眠時間や休養を取ることは、自身を心身ともに健やかに保つために重要なことです。
健やかである状態で仕事をすることでパフォーマンス力が上がり始めます。
急に仕事でミスが増える・・・考えられる6つのこと
上記では単に仕事でミスをする原因について探ってきましたが、それでも急に仕事でミスが増えると感じ、眠れない場合は下記のような症状があるかどうか確認しましょう。
下記の6つの原因の可能性があります。
今までなかったようなケアレスミスが増えてきた
今まで覚えていたことが覚えられなくなったり、集中力が散漫になったりします。
そのため、考えられないような誤字・脱字や決められた仕事を忘れていた、スケジュールを間違って登録していた、など今まで普通に出来ていたことが出来なくなるようなケアレスミスが起こるようになります。
イライラする
少しでも仕事が進まなくなってくると、イライラするようになってきます。
また、イライラした状況で上司や同僚に仕事のことで指摘をされることで、被害妄想にとらわれるようになり、周りがみんな敵にみえてくるようになります。
自分を責めるようになる
上司や同僚に怒られ続けることで、「私は出来ないんだ」「私が悪い」「私はここにいる価値があるのだろうか」、「私はここで働く能力はない」とご自身を責めるようになります。
人との関わりをさけるようになる
人とあったり話すのが億劫になり、同僚とランチに行ったり、歓迎会などに参加したくなくなります。付き合いが悪くなります。
ご自身から進んで社内で会話をすること自体、避けていませんか?
体調特に胃腸や食欲などに影響が出てくる
自分を責める日々を送り続けていると、体にストレス反応が出てきます。
胃腸だともたれ感や下痢、便秘が頻繁に起こるようになってきます。
胃腸の具合が悪くなると肌にも症状が現れてきます。吹き出物が増える、ストレス湿疹ができ常に痒い状態が続きます。
また今まであまり感じなかった肩こり・腰の痛み・パソコンの光が眩しいなどの反応が起こってきます。
会社に行きたくなくなる
ケアレスミスが増え、自分が悪い・自分に能力がないと責めるようになり、上司や同僚との関わりを避けるようになると、だんだん会社に行くこと自体に気の重さを感じるようになってきます。
これが眠れないということにも繋がってきます。
上記の結果から起こること
そうすると、帰宅し夜寝る前に「明日また仕事なんだ・・・」と気分が落ち込むことで、だんだん寝付きが悪くなってきます。
眠れたとしても、仕事に関する悪夢を見たりすることもあります。
緊張状態が寝る前も続いている状態です。これでは眠れないです。
1日だけならまだしも、毎日その状態が続くとだんだんと眠れない日が増えてきます。
結果、朝起きれなくなってきてくるか、気だるい気分で朝を迎えます。
朝を気だるい状態で迎えるため、会社に間に合うよう、時間通りに準備ができなくなり遅刻したり急に休みをとることが増えてきます。上司や同僚はそんな状況をみて「責任感はあるのか?」「夜更かししすぎじゃないか?」など、不信感が広まっていきます。
これでは会社に行っても肩身が狭くなり、ますます会社に行きたくなくなるわけです。
仕事で急にミスが増える・・・眠れないときの7つの対処法
では、仕事で急にミスが増えることで不安にかられ、眠れないときの7つの対処法について見ていきましょう。
無理やり寝ようとしない
緊張で全く眠たくないという時に、無理やり寝ようとすると、むしろ眠れないということを経験したことはありませんか。
また布団に入ると、次の日のことを考えて余計に自分のことを悪い方に悪い方に考えるようになり、眠気がなくなり、気がついたら眠れない夜が明けていたなんてことも。そんなときは無理して眠ろうとする必要はありません。
自分が悪いという意識をそらす・自分を責めることをやめる
眠れないときに考えていることは、自分の悪いところや不安なことばかりで頭がいっぱいになっている状態です。
そんなときは、たとえば明日仕事から帰ったら家族や友人と美味しいものを食べに行く、楽しいことをするという具合に、自分が悪いと思っていることや不安から気を反らせる。それが眠れない夜を不安に過ごすことは、自分を責めることがルーティンになっているのをやめることにもつながります。
気を休めるためにできることをする
家に閉じこもっていると、自身が悪いと考えてしまうことや不安ばかりにとらわれてしまいます。眠れない・・・となるのです。
そんなときは、少しの時間でもいいので散歩をしてみることをおすすめします。
散歩をするメリットは、不安になるような情報をシャットアウトすることです。
今はテレビ・ラジオ・SNSなどで有用な情報がある一方で、不安を煽る情報があることも否定できません。
心の状態が不安定なとき、有用な情報よりも不安を煽る情報のほうが目に入りやすいため、不安を余計に煽ることに繋がり、結果眠れない夜を過ごすことになります。
外の風を吸って、気分を変えてみましょう。
感情を落ち着かせるツールを使う
感情が不安定なときには、感情を落ち着かせることが大事です。
たとえば、自分の好きな香りのアロマを焚いてみる。一般的にラベンダーは感情を落ち着かせるのに効果的だと言われていますが、中にはラベンダーの香りが苦手な人もいるでしょうから、自分の好きな香りのアロマを焚くことで、気分が安定してきます。
また、好きな音楽でリラックスできるものはありますか?もしあれば寝る前に聴くこともいいでしょう。好きな音楽でも感情を上げるような音楽ではなく、リラックスできる音楽を聴くようにしましょう。
趣味が読書の方は、ライトな内容の本を読むようにするといいです。
暗い内容や、頭を使う内容の本を読むとかえって自分が興奮してしまうことになりますので、できるだけライトで楽しすぎない程度の本がおすすめです。
難しすぎる本を読むと、退屈になってきて眠気を誘うこともあるそうです。
自律神経を整えるストレッチをする
ストレッチにもいろいろな種類がありますが、寝る前に行うと効果のあるストレッチがあります。自律神経を整えるストレッチなど、寝る前に行うストレッチを習慣づけてみるといいでしょう。
ぜひ寝る前に試してみてください。
寝る前のストレッチは下記のURLも参考にしてみてください。
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1470.html
※NHK「健康ch」から引用
ベッドでスマートフォンを見るのやめる
スマートフォンは目を通して、脳に刺激を与えます。
内容だけではなく、光という刺激です。刺激を脳に与えると眠れないのです。
できるなら、寝る前に1時間前くらいからスマートフォンの電源を切るなどして、ベッドでスマートフォンを見る時間を徐々に少なくしていき、最終的に見ないようにする習慣をつけるといいでしょう。
部屋の明かりは早めに消す習慣づけと体内リズムを整える
部屋を明るくしておくことは、スマートフォンの画面同様に目への刺激にもなります。また夜更かしにも繋がり兼ねません。
また休日に寝溜めをするなどして、起きる時間を大幅に遅らせると月曜日の朝、辛いと感じた経験はありませんか?
それを防ぐために、体内リズムは一定に保つことを進めます。
そうすることで、週の始めも体内リズムが崩れないためにだるさを感じることなく、仕事を始めることができるようになります。
まとめ
仕事をしていく中で、今までしなかったようなミスが急に増えることで不安になり、眠れないようになったときの対処法は、
- 無理やり寝ようとしない
- 自分が悪いという意識をそらす・自分を責めることをやめる
- 気を休めるためにできることをする
- 感情を落ち着かせるツールを使う
- 自律神経を整えるストレッチをする
- ベッドでスマートフォンを見るのやめる
- 部屋の明かりは早めに消す習慣づけと体内リズムを整える
の7つです。
私自身も転職した先で不安になり、急に仕事でミスが増えることで眠れないという経験が何度もありました。
その都度、自分が悪いのではと責めたりもしましたが、それでは負のスパイラルから抜け出すことはできません。
一度、気を落ち着かせて休息できるように上記7つの対処法を一つずつでもいいので、試してみましょう。
寝る前の緊張感を減らすことで、仕事で急にミスが増える不安が少しずつ減り、眠れない日が徐々に少なくなってきます。
胃腸や肌・肩・目の不調も少しずつ減ってきたり、朝起きた際の倦怠感も減ってくることでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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